明けましておめでとうございます。
平成23年の新春を皆さんと共に元気で迎えられることを本当に嬉しく思います。
昨年も忙しく駆け抜けました。水彩画の方はスペイン・アンダルシアのスケッチ旅行や、お弟子さん二人と江利香(海良)と4人で、東京での水彩画展という大きな行事がありました。ピアノ弾き歌いコンサートは例年のコンサートのほかにもいくつかこなしました。
居合道は、10月の全日本居合道全国大会では初めて役員としてお仕事をいただきました。江利香が教士に昇段合格しました。池田宗家先生ご指導の3月の刀法講習会や、11月の高段者講習会にも参加いたしました。
今年も稽古を充実させていきたいと、体術の理を取り入れた「居付かない居合」「無駄のない身体と刀の使い方」「対敵稽古」などの稽古をしていきます。
合気武道は1月に大東流合気柔術本部(本部長近藤勝之先生)から離脱させていただきました。「護身合気武道」として、故武田時宗宗家にご指導いただいた大東流合気武道を軸に、昔、初代宗家奥山龍峰先生に皆伝師範をいただいた八光流柔術のエキスや、2度ほど講習を受けた甲野善行先生の考えなども加えて、省力化した技を指導をして1年経ちました。
ただ、まだ体系化しておらず、昇級・昇段の規定などもできていませんので、今年の課題になっています。少々お待ちください。
何れにしても、指導の難しさを感じます。私が簡単に力を入れずに相手を崩すのを見てもなかなか思うように真似ができない。言葉に尽くしても尽くせない身体や心の動きをレベルに応じて感じてもらうよりほかにないのでしょうか。体の一部の動きで技は決まらないのです。体軸、力を踵から腕に伝えるための仙骨や肩甲骨、伸筋側の意識、膝の落とし、やわらかい肘の使い方、慣性力など物理的なこと、呼吸力・・・さまざまな要素がひとつになって、応用力の効く合気武道や居合の技前になっていくのです。
私自身、迷いながら何年もかかって少しずつ掴めるようになったのです。でも、我々のやっている武道は、スポーツ武道とは異なります。思い込みを捨て、新しいことを吸収できる若々しい心を持ち、継続していれば年齢が進むほど理解し進化(深化)していけるのです。これが魅力で壁にぶち当たりながらも続けていられるのかもしれません。
小学生コースの子供たちには深いところはちょっと難しいですね。道場で思い切り体を動かしてもらいましょう。文部科学省の小5と中2を対象の全国体力テストで北海道は全国平均を大幅に下回り、中2女子は3年連続最下位・・・なんて記事は、うちの道場生は気にする必要はありませんね。小学生でも上級生はぜひ一般のコースに参加してください。
何よりも古武道をとおして、新しい一年を健康で楽しく過ごしましょう。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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