左手を使う
合気武道も居合道も右脳をよく使います。仮想の敵を相手の居合はもちろん、合気武道も自分と敵の姿や動き、間を客観的に観る必要がありますから正に右脳の世界です。右脳が活性化するよう気功的な体操から始めるのもそのためです。
絵画や音楽も右脳の世界と言われますが、絵画の基礎である物の見方、デッサン力を養うのに積極的に右脳を使います。すべてをシンボルとして捉えてしまう言語脳である「左脳」はむしろ邪魔になります。名前で物を見ず、純粋に形として捉えることのできる「右脳」に働いてもらえるよう様々な見方をします。
名前のある対象物(ポジ)ではなく、名前の無い背景(ネガのスペース)を「形」としてとらえたり、明るい部分、暗い部分を形として見ます。対象物も名前ではなく純粋に形としてとらえるなどの訓練をするのです。
右脳を積極的に使うことは、いつまでも若々しくいられる。長生きする。痴呆症になりにくい。柔軟な思考を持ち、前向きな心でいられる・・・ いい事づくめです。
手や目や耳などの感覚器官は左右の脳と交差しています。つまり左手、左目、左耳などは右脳と直結しています。「左利きに天才が多い」とよく言われますが、右脳をよく使い、よくひらめく人のことでしょう。
合気武道ではひとつの技を左右行うようにしています。右しか練習しないという道場もありますが、当然攻撃は左右あるでしょうし、右利きにとって不得意な左を行うことによってバランスがとれ、右の能力もアップします。居合は片手斬りが多く身体には良くないはず、準備運動などでバランスを整える必要があります。右脳の活性化のためにも、ふだんからできるだけ左手を使うのがいいと言われますが、かなり意識しないと左手はおろそかになっています。
右手の爪は左手で切りますね。ところがヤスリ部分で仕上げに入ると、左手の爪は右手を動かして磨きますが、右手の爪を研ぐときは左手を固定して右手を動かしていることに気が付きました。
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